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B- 9 認 識 辞 典 B 2.1.2 部品中心と傾きの検出について ビジョンシステムでは、部品の中心位置 / 傾きは部品の種類によっていくつかの方法で検出されま す。 部品によっては、認識処理により求められる中心位置 / 傾きが実際の部品中心 / 傾きとは一致しな い場合があります。このような場合は、ライブラリデータにもとずいて検出されたデータをオフ セットし補正します。 ライブラリデータは、通常外形中心を部品中心として定義されます…

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補正グループ:コネクタ部品
・コネクタ E
同じ形状のリードが E 方向にのみ存在する部品専用です。
・コネクタ NSEW
N, S, E, W の4方向にリードが存在する部品で、各方向ごとにリード本数や形状が異なる場合に
適しています。ただし、それぞれの方向で設定できるリードの形状は 1 種類のみです。
・異形コネクタ
「コネクタ E」に「リード欠落」がある場合に設定します。
・特殊形状
「コネクタ NSEW」と同様に、N, S, E, W 4 方向にリードが存在する部品で、各方向ごとにリー
ド本数や形状が異なる場合に適しています。また、「コネクタ NSEW」ではそれぞれの方向ごとに
1 種類しかリードの形状を設定できませんでしたが、このモードでは 2 種類まで可能です。その
他、多様な形状の部品に対して使用できますが、リード浮き検出機能は使用できません。
補正グループ:特殊部品
・異形チップ
この設定は、「白」または「黒」と認識するかを自動判別する機能を持っているため、ベアチップ
のように、部品とその背景(基板)との反射・非反射関係がはっきりしない部品に適しています。
また、セラミックなどの光る部分をもつ BGA 部品にもこの設定が適しています。
・マーク
この設定は、マークを認識するように部品を認識するため、特殊な形状の部品に適しています。
・特殊長方形
四角形の部品で、4 辺が光ってリードとの区別が困難な場合に、この設定を選択します。
・重心検出
指定されたエリア内の対象 (黒い部分 / 白い部分) の重心を検出しますので、様々な形状の部品が
認識可能です。「重心検出」を行う場合、データ設定後、部品を実際に搭載して搭載位置中心から
部品中心までのズレ量を求めます。その値を[形状]情報の「部品中心ズレ量 XYR」に入力してく
ださい。
・認識なし
画像処理を行いません。
補正グループ:ボール部品
・簡易 BGA
BGA 部品専用の設定です。この設定では、BGA 端子の位置および欠けはチェックされません。
ボール端子数のみチェックします。
BGA
BGA 部部品専用の設定です。この設定では、BGA 端子の位置を編集することができ、端子の欠
けがチェックできます。
・フリップチップ
フリップチップ部品専用の設定です。サイド照明付きの認識ユニットが装備されている場合のみ
有効です。
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2.1.2 部品中心と傾きの検出について
ビジョンシステムでは、部品の中心位置 / 傾きは部品の種類によっていくつかの方法で検出されま
す。
部品によっては、認識処理により求められる中心位置 / 傾きが実際の部品中心 / 傾きとは一致しな
い場合があります。このような場合は、ライブラリデータにもとずいて検出されたデータをオフ
セットし補正します。
ライブラリデータは、通常外形中心を部品中心として定義されます。各辺のリード位置はこの部品
中心を元に定義されます。認識処理では、通常部品の位置を全リード先端の重心位置(以下では認識
中心とする)として求めます。QFP 等は外形中心と認識中心が一致します。この場合は認識中心をそ
のまま部品中心とします。
左右 / 上下が非対称の場合は認識中心と部品中心が一般的に一致しません。
このような場合、認識処理では全リード先端の重心位置(X/Y それぞれの座標の平均値)を認識中心
として求めます。そして、定義されている部品データ(ライブラリデータ)から全リードの重心位置
と部品中心のオフセット量をあらかじめ求めておき、それに基づいて認識処理で求められる重心位
置をオフセットして部品中心を求めます。傾きに関しても同様にあらかじめ求めたオフセット量で
認識結果を補正します。
従って、ライブラリのデータと実際の部品の間に誤差が存在すると、この誤差により部品中心への
オフセット補正が正しく行われず実装誤差の原因となる場合があります。オフセット補正を行う部
(主に非対称の部品)ではライブラリデータを正確に設定することが必要です。
Offset X
Offset Y
Offset R
検出された角度
座標系
外形中心
Y
X
R
全リードの先端中心
部品中心検出
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2.2 特殊認識設定を使う
通常の補正タイプでは認識できない場合に、特殊認識アルゴリズムを使って認識します。その設定
方法について説明します。
2.2.1 QFP 認識モード
QFP 認識モードにはいくつかの特殊認識アリゴリズムが用意されています。
1. アルゴリズム:特殊 1 (特殊 QFP 認識 1)
端リード検出が安定しない場合にこのモードに設定すると安定する場合があります。
2. アルゴリズム:特殊 2 (特殊 QFP 認識 2)
特殊 QFP 認識 1 で横方向のリードのみを使って認識を行うモードです。
3. アルゴリズム:特殊 3 (特殊 QFP 認識 3)
特殊 QFP 認識 1 で縦方向のリードのみを使って認識を行うモードです。
4. アルゴリズム:特殊 4 (リード長さチェック機能付き QFP 認識)
通常の QFP 認識にリード長さのチェック機能を追加したモードです。リード先端に当てはめた直
線と各リード先端の距離が指定された距離以下であることをチェックします。この割合は認識オ
プション 3 1/100 mm 単位の値として設定します。設定できる値は 0 127 (0.01 1.27
mm) です
2.2.2 単一コネクタ認識モード
コネクタ認識モードにはいくつかの特殊認識アリゴリズムが用意されています。
1. アルゴリズム:特殊 1 (特殊コネクタ認識 1)
端リード検出が安定しない場合にこのモードに設定すると安定する場合があります。
2. アルゴリズム:特殊 2 (ロングコネクタ外縁部のみ認識)
コネクタの両側の複数リードのみを使って認識するモードです。
3. 補正タイプ:異形コネクタ
単一方向のみのコネクタ(コネクタ E)に対して、リードが欠落している部分のあるコネクタを認識
します。認識方法は単一方向コネクタと同様です。
2.2.3 4 方向コネクタ認識モード(コネクタ NSEW)
4 方向コネクタ認識モードにはいくつかの特殊認識アリゴリズムが用意されています。
1. アルゴリズム:特殊 1 (特殊コネクタ認識 1)
端リード検出が安定しない場合にこのモードに設定すると安定する場合があります。
2. アルゴリズム:特殊 2 (ロングコネクタ外縁部のみ認識)
コネクタの両側の複数リードのみを使って認識するモードです。認識オプション 2 に両端の検出
するリード数を設定します。
3. 補正タイプ:リード欠落
4 方向コネクタ(コネクタ NSEW)に対して、リードが欠落している部分のある部品を認識します。
認識方法は 4 方向コネクタと同様です。