JUKYX-193-4110_G5S2.pdf - 第357页

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不良対策の第 1 のポイントは、どの現象がどのくらい発生している
か、ということを正確につかむことです。
2 のポイントは、不良が発生した環境や条件などの傾向をつかむ
ことです。
具体的な項目としては、以下のようになります。
(1) 特定の部品で発生していないか ?
(2) 特定の生産ロットで発生していないか ?
(3) 特定の装置で発生していないか ?
(4) 発生時期が限定していないか ?
3 のポイントは、どの工程で発生しているか、ということです。
通常、装着後の不良は最終の検査工程で発見される場合がほとんど
ですが、その場合には各工程の途中でチェックを行い、工程を特定
することが必要です。
不良対策については、これらの 3 つのポイントを押えて、現象を正
確に把握することが何より大切であり、これにより“要因の絞り込
みと対策立案”が可能になります。
この現象把握をいいかげんに行いますと、効果のない対策の実施な
どにより、不良対策に時間がかかります。
特に、発生率の低い不良に対しては、正確にデータを取り、その結
果に対して要因を検討し、対策する必要があります。
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部品やロットが限定している場合には、まず部品を調べます。
部品が要因と考えられる場合は、次のような事例があります。
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(1-1) 部品がボトムテープに付着している。
(1-2) テープ穴の形状不良。
(1-3) 部品の形状不良。
(1-4) テープ穴が大きいため部品が横転する。
(1-5) テープ穴の底面の平坦度不良。
(1-6) 部品底面にオイル / 離型剤が付着している。
(1-1) から (1-4) については紙テープの部品で、(1-4) から (1-6)
エンボステープの部品で発生しやすい傾向があります。
また、0603、1005 サイズなどの微小部品では、テーピングの影響を
直接受けますので、特に注意が必要です。
テーピング状態の良否の判断の目安は、「トップカバーテープを剥離
した状態で、テープを逆さまにしたときに部品が自由落下する」と
いうことです。
テーピングの仕様に関しては、JIS-C0806 で規定がありますが、前記
(1-1) から (1-6) についての細かな規格はありませんので、部品
購入時、部品メーカに確認しておく必要があります。
ボトムテープ
に付着してい
(1-1)
部品のテーピングにおけるトラブル事例
(1-2) (1-3) (1-4) (1-4) (1-5) (1-6)
角穴にバリが
あり引っ掛か
部品にバリが
あり引っ掛か
テープ穴が大きい
ために部品が横転
する
底面のRに
リードが食
い込む
部品底部に
オイルなど
が付着している
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部品に問題がない場合には、装置本体を調べます。
このときのポイントは、吸着ノズルが特定しているか、フィーダ番
号が特定しているか、の 2 つになります。
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該当する吸着ノズルに関して以下のポイントを調べてください。
吸着ノズルに異常がありませんか ?
真空経路に異常がありませんか ?
真空切替えバルブに異常がありませんか ?
サイドビューカメラに異常がありませんか ?
工場内にホコリが多い場合や、紙テープ部品を多く使用する場合に
は、吸着ノズルや吸着ノズル用フィルタが汚れやすくなりますので、
定期的に清掃を行うことが大切です。
トラブルシューティングについては、本章“(1) 特定の吸着ノズル
で吸着不良が多発した場合”を参照してください。
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該当するフィーダ番号 ( テープフィーダ ) に関して以下のポイント
を調べてください。
部品が正しくテープフィーダにセットされていますか ?
トップカバーテープの剥離不良がありませんか ?
部品吸着に関するデータは OK ですか ?
トラブルシューティングについては、本章“(2) 特定のフィーダ番
号で吸着不良が多発した場合”を参照してください。