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3 .機械部 3-28 ■ S 軸ボールネジ/リニアガイドのグリス塗布箇所 ヘッドベース背面 S 軸ボールねじ S軸 リ ニ ア ガ イ ド 【NOTE】 S 軸ボールネジ/リニアガイドのグリス塗布は、マシン背面方向から行ないます。 M4a の場合は、下図のように背面カバーがついていますので、作業の前にカバーを外し てください。 背面カバー(M4a) 背面カバーは、計 18 個 のネジで固定されて いま す。背面カバーを取 り外 す際は…

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3.機械部
3-27
【NOTE】 グリスを必要以上に塗布すると、マシンの稼働中、余分なグリスが飛散することがあります。
表面に油膜を形成する程度の適量を塗布してください。
【NOTE ボールねじの溝の外側(表面)にグリスを塗ると、グリスがボールベアリング内部に入る
となく外に押し出され、十分な潤滑ができなくなりますので、溝の内部にグリスを塗布する
ようにしてください。
■リニアガイドのグリス塗布
【手順】
リニアガイドの汚れたグリス、固着したグリスを拭き取ります。拭き取りには綿棒や通常の
布を使用せず、糸屑が残る心配の無い不織布等をご使用ください。
グリスニップルにグリスガンを押し当てて、リニアガイドナットに注油します。
グリスガン
グリスニップル
Y軸
マニュアル>ウォーミングアップにおいて、移動速度 20%以下で 10 分以上エージングし
てください。スピードの変更は、ウォーミングアップウインドウの「設定」タブをクリックし、
“稼動速度(%)”のゲージを動かして設定します。
ボールベアリング内部から押し出された汚れたグリスを不織布等で拭き取り、もう一度リニ
アガイドナットに注油します。
ナット部及びボールねじ両端部分に溜まった余分なグリスを不織布等で拭き取り、低
から高速まで段階的にエージングしてください。
ボールねじの左右/前後端領域はナットの可動範囲外であり、±ソフトリミットまで軸を動
かしてもグリスが行き渡りませんので、不織布等で薄く塗り足してください。(防錆のため)
【NOTE】 汚れたグリスを拭き取る際、綿棒や通常の布を使用すると、糸屑等がボールねじ部に付
着する恐れがあります。必ず不織布等をご使用ください。
NOTE 塗布するグリスは、必ず弊社指定のものをご使用ください。(本章の終わりに「指定潤滑
油」のリストが記載してあります)
【NOTE ナット部及びボールねじ両端に溜まった余分なグリスは、飛散防止の為不織布等で拭き
取ってください。
3.機械部
3-28
■ S 軸ボールネジ/リニアガイドのグリス塗布箇所
ヘッドベース背面
S 軸ボールねじ
S軸
【NOTE】 S 軸ボールネジ/リニアガイドのグリス塗布は、マシン背面方向から行ないます。
M4a の場合は、下図のように背面カバーがついていますので、作業の前にカバーを外し
てください。
背面カバー(M4a)
背面カバーは、計 18
のネジで固定されていま
す。背面カバーを取り外
す際は、下記【NOTE】の
手順を参照してください。
固定ネジ B
固定ネジ A
【NOTE】 背面カバーの構造上、固定ネジを全て取り外すと背面カバーが落下して大変危険です。
背面カバーを取り外す際は、次の手順で行なってください。
①上側両端の固定ネジ 2 個(固定ネジ A、B)を残して、他の全てのネジを外します。
②固定ネジ A、B 1 回転程度緩めます。(外さないでください。)
③背面カバー全体を上に持ち上げ、手前側に引く様にして取り外します。
※背面カバーを取り付ける際は、逆の手順で行なってください。
3.機械部
3-29
■Z 軸スプラインシャフトのグリス塗布箇所
Z 軸スプラインシャフト:
サーボモータの電源を OFF する
と、各ヘッドを手で下方向に押し
下げる事ができます。左図の様に
スプラインシャフト部が現れるまで
各ヘッドを下げると、グリスの塗布
が容易に行なえます。
【NOTE】 サーボモータの電源を OFF する方法については、iMS 操作マニュアル第 7 章「サーボ
OFF」項を参照してください。
【NOTE】 各ヘッドを下げたまま X 軸、Y 軸、S 軸を手で動かしたり、フィーダの抜き差し等を行なう
と、各ヘッドがコンベア、フィーダ、スキャンカメラ照明ボックス等に干渉する恐れがありま
す。手でヘッドを下げてグリス塗布を行なった場合、その他の作業を開始する前に必ず
手で全ヘッドを Z 軸原点付近まで上げるか、サーボ ON して Z 軸の原点復帰を行なって
ください。
【NOTE】 電源 OFF またはサーボ OFF の状態で、R 軸(θ軸)を手で回転させると、その後の原点
取得で R 軸の原点位置が 180 度反転する可能性があります。グリス塗布作業中に R 軸を
手で回転させてしまった場合は、必ず R 軸の原点復帰を実行して原点位置の確認をして
ください。原点位置が正常でない場合は、以下の手順で調整します。なお M4e/M4s
はこの問題は発生しません。
R 軸原点位置が反転した状態で装置を使用すると、ノズル破損、ANC 実行
時の異常停止、スキャンカメラ(ミラー、照明)破損等の原因となります。
ノズルホルダ
回転方向
R 軸原点位置調整方法
①サーボ OFF 状態で、ノズルホル
ダを手で右に 2 回転させる。
②原点復帰を実行し、原点位置が
正常である事を確認する。
ノズルホルダ
原点位置確認穴
R 軸原点位置点検方法
R 軸原点復帰後、マウンタ正面より
ヘッドのノズルホルダを見て、原
位置確認穴が正面を向いていれ
ば正常です。